「ニッカ カフェモルト」がAmazonで8000円で買えたから3本買ったけどソッコーなくなった話をします。
ども、ウイスキー大好き家おじさんです(/・ω・)/
数ヵ月前に購入した「ニッカ カフェモルト」3本が残り1本になってしまったので、あわててレビューします(笑)
カフェモルトとは
「ニッカ カフェモルト」のカフェモルトって何?
「ニッカ カフェモルト」は、ニッカウヰスキーが持つ伝統的なカフェ式連続式蒸溜機(カフェスチル)でつくられたウイスキーです。カフェスチルでつくられるグレーンウイスキーは主にトウモロコシを原料にしたものが一般的ですが、ニッカでは大麦麦芽を原料にカフェスチルで蒸溜した、新しい味わいの原酒づくりにチャレンジしてきました。カフェ式だからこそ感じられるモルトの甘さと芳ばしさ。「ニッカ カフェモルト」の味わいを、ぜひそのままでお楽しみください。
要するにカフェ式連続式蒸溜機(カフェスチル)でつくられた、大麦麦芽を原料とするウイスキー(モルトウイスキー)ということで「カフェモルト」と名付けられたわけですね。
カフェ式連続式蒸溜機(カフェスチル)とは
カフェ式連続式蒸溜機(カフェスチル)は、スピリッツ(蒸留酒)の製造でアルコール度数を高めるためにひつような「蒸留」という工程を行うための機械です。
アイルランドのイーニアス・カフェという人が、もともとあった連続式蒸留機に改良を加え特許を取得したことからこう呼ばれるようになりました。
現在ではより生産効率のよい連続式蒸溜機が使われるようになり、カフェ式の連続式蒸溜機はほとんど使われていないそうです。
現在主流となっている連続式蒸溜機は、アルコールの精製度を高められる反面、香味成分までも除
去してしまいます。一方、ニッカが保有する「カフェ式連続式蒸溜機」は、旧式で蒸溜効率はおとりますが、蒸溜液に原料由来の香りや成分が残るという特徴があります。
ニッカではあえてこの古いカフェ式連続式蒸溜機を使うことで、より香りの豊かなウイスキーの製造を行っているのですね。
飲んでみた感想
それでは実際に飲んでみた感想です、すでに3本目ですが初心に帰ってレビューしてみたいと思います(笑)
ボトルキャップは普通のスクリュータイプです、コルクではないですね。
見た目はものすごく澄んだ淡い色です、透明度の高い琥珀色といったところでしょうか、とてもきれいです。
香りはほんのりと甘いバニラ香が広がります、アルコール度数が45度と若干高めなので思いっきり嗅ぐとちょっときつい。
熟成年数は表記されていませんが、樽の香りはとても穏やかです。
味はめちゃくちゃマイルドでとても飲みやすい、切れのよい甘みと苦みがすぐに次の一口を誘います。
やはりストレートだとややアルコールが強く、舌に痺れるような余韻が残ります。
加水してみます。
5%ほどの加水(完全に目分量)でもアルコール感が和らぎ、味や香りをさらに感じやすくなります。
個人的にはストレート~5%程度までの加水が好きだけど、ウイスキー2:水1くらいでも十分に香りを堪能できます。
総評としては「癖のないとても上品なモルトウイスキー」といった感じでした。
シングルモルトのような尖った味が好きな人にはやや物足りないかも・・・
定価や再販の予定について
アサヒの公式ページでは「ニッカ カフェモルト」の参考小売価格は6000円となっています。
残念ながら2019年に休売となってしまった為、現在のネット価格は1万円以上に高騰してしまっています。
ただしまだ休売になっただけで再販される可能性がないわけではありません、望みは薄い気がしますが、もし再販されたらすぐにでも買いたいです。
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