NAVERまとめサイトがなくなるって本当！？サービス終了の理由は？いつまで見れるの？

２０２０年７月１日、NAVERまとめの公式ブログにより「NAVERまとめサービス終了のお知らせ」が発表されました。

とてつもなく巨大なキュレーションサイト（まとめサイト）であっただけに驚きを隠しきれません、サービス終了の理由や今後の流れなどを詳しく調べてみました。

NAVERまとめとは？
- キュレーションサイトとは？
サービス終了の理由
- WELQ問題も一因か？
NAVERの今後の流れ
最後のあいさつ
追記（２０２０．９．３０）

NAVERまとめとは？

NAVERまとめは韓国の「ネイバー株式会社」の子会社である「LINE株式会社」が運営するキュレーションサイト。

２００９年７月からサービスを開始、月間総アクセス数が８億PVを超えることもあるほどの超巨大サイト。

ちなみにヤフーの月間総アクセス数は数百億PVだそうです・・・

０．１％でいいからこのブログに下さい（笑）

キュレーションサイトとは？

キュレーションサイトとは、特定のテーマやジャンルごとにネット上の情報をまとめたサイト。ユーザーがいちいち様々なサイトから情報を集めなくてよいというメリットがある。

運営者がサイトを作成するのが一般的だが、NAVERまとめではユーザーがページを作成することで成り立っている。

まとめサイトの問題点

ネット上に公開された情報は、条件さえ満たしていれば作成者の許可なく引用することができるのだが、まとめサイトにおいては引用の条件を満たしていることが少ない。

特にコンテンツの主従関係において違反するケースがほとんどで、サイトの内容（主）より引用部分（従）の方が重要性は高いのは良くないとする考え方。

つまり引用とはあくまでオリジナルのコンテンツに対して補足的に利用するものであって、それがメインのコンテンツであってはならないということ。

さらに芸能人の画像などに至っては、そもそも著作権以外に肖像権の問題もあるので、引用であっても無断掲載することはできない。

じゃあなんで捕まらないの？

著作権の侵害は親告罪といって、その著作権者の告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪だからです。

もちろん著作権者が告訴すれば裁判を起こすことができますが、甚大な被害を被っていない限りそこまでの面倒を起こす人がいないのが現状。

著作権の侵害では被害者の利益になっているパターンもよくありますからね・・・

サービス終了の理由

どうしてNAVERまとめを終了するのですか？
サービス環境・市場環境の変化による単独サービスとしての今後の成長性や、LINEグループ全体での選択と集中の観点などをふまえて検討した結果、今回の決断に至りました。
ご愛顧いただいた皆様には残念な結果となり、大変心苦しい限りですが、なにとぞご理解をいただけますようよろしくお願いいたします。
出典：NAVERまとめ「サービス終了のお知らせ」

うん・・・

全然わかんねー

ちょっと抽象的すぎて何言ってるか意味不明です、「選択と集中の観点」てなに？

WELQ問題も一因か？

DeNAが運営していたヘルスケア情報のキュレーションサイト「WELQ」が、あまりにも不正確な情報をネット上に乱立させたことが問題視された。

特に扱うジャンルが人間の健康に関わる分野なだけに、情報の信憑性については慎重を期するべきでるにも関わらず、「これを食べればどんな病気も治る」、「肩こりは霊が原因」などいった科学的根拠のない内容のものであった。

こうした問題からDeNAは「WELQ」を含む全９つのキュレーションサイトを全て閉鎖した。

WELQ問題以降キュレーションサイトを問題視する意見はさらに加速しています、これはあくまで個人的な予想ですが、「NAVERまとめ」もこれ以上のサービス継続はメリットよりもリスクの方が高いと判断してサービス終了に踏み切ったのではないでしょうか。

NAVERの今後の流れ

2020年7月31日
・新規アカウント登録の停止
2020年9月30日
・サービス終了
・まとめ記事ダウンロード機能の提供
2020年11月上旬
・最終インセンティブ確定
2020年11月30日
・まとめ記事ダウンロード機能の提供終了
2021年2月16日
・支払い申請機能の提供終了
出典：NAVERまとめ「サービス終了のお知らせ」

サービス終了は２０２０年９月３０日

となっていますね、「まとめ記事ダウンロード機能の提供」とは、記事投稿者が自身の投稿記事を画像を除いた形でダウンロードできる機能のようです。

例えば違うキュレーションサイトに投稿するなどいったことが考えられますが、画像を除いた形ということですからね・・・