【ジャンプ90年代】もう一度読みたいおすすめマンガベスト10!
マンガおすすめの検索上位ページってつまらないよね
どれもこれも似たようなランキングで、超おすすめとかなんとか言ってるわりには肝心の作品の紹介はあらすじのコピペで終了、もうこんなサイトにはうんざり・・・
「世間の人気や知名度なんてどうでもいいから、わしゃあんたのおすすめが知りたいんじゃ!」
という方にこの記事を贈ります。
それではいきましょう、90年代に青春時代を過ごした36歳男性が、ガチで選ぶ超個人的90年代ジャンプマンガベスト10!
※「ドラゴンボール」と「ワンピース」のジャンプの二大巨頭はあえて省きました、まぁ殿堂入りということで(笑)
10位:幕張
「ジャンプにはもうスラムダンクがあるから」という理由で野球部に入るが、野球は一切しない過激な下ネタギャグ漫画
なかなかドギツイ下ネタを中心に毎回話が展開していくギャグ漫画、他にもジャンプマンガの作品をいじったパロディ的なシーンが要所要所にちりばめられていたりする。
倫理やモラルといったものを重んじる人には1ミリもおすすめできない作品。
おまえら、おまえらなぁ・・・
次は絶対ストライクとったるでぇ!
9位:I’’s(アイズ)
絵が超ハイクオリティでちょっぴりエッチな青春恋愛漫画
作者は「電影少女」や「D・N・A2」で有名な桂正和先生、画力の高さには定評があり、特に女の子のお尻を描かせたら右にでるものはいない。
彼の描く女の子のお尻のパンツのしわを「正和ジワ」と呼ぶとか呼ばないとか・・・
私も「I”s」は毎回興奮しながら読んでいた記憶があります、同級生には恥ずかしくて読んでないって嘘ついてたけどね(笑)、あと「BOYS BE…」ね、これはマガジンだったけど。
ちなみに「I”s」を読んだことがなかった5歳年下の嫁に読ませたら「主人公の男の子がめっちゃかわいい」と言って全巻一気読みしてた。
8位:みどりのマキバオー
ギャグ漫画と思いきや、途中から結構ガチ競馬漫画になるやつ
はじめは離れ離れになってしまったお母さんを探すための珍道中みたいな感じでなんですが、途中から競走馬としてめきめき成長していきます。
こういう展開の漫画って作者が最初から意図してたものなのか不思議に思うことありますよね、ドラゴンボールやキン肉マンもここまでの展開になるとは思っていなかったようですし。
つの丸ワールド全開なこんなギャグテイストの絵なのに、常に一生懸命なうんこたれ蔵(マキバオー)に心打たれるシーンが多くあり、後半の方は不覚にも泣きそうになってしまう話が多々あります。
むしろこの絵とのギャップによる相乗効果でより感動的に感じるのかもしれません。
マキバオーの永遠のライバルであるカスケードとのラストの対決では、万全ではないカスケードを抜いてもなおその先の「本来ならもっともっと速かったはずのカスケードの影」を追いかけて最後まで全力で走るマキバオーの姿に思わず力が入りました。
7位:NINKU -忍空-
ギャグ要素多めの正統派忍者バトル漫画
戦乱の世を治めた忍空組の残党による悪事と対峙する主人公の風助、もと忍空組1番隊の隊長であり、風を自在に操ることができる。
忍空組は1番隊から順番に子忍(ねにん)、丑忍(うしにん)、寅忍(とらにん)といった具合に干支になぞらえて構成されている。
各隊ごとにそれぞれ、炎、大地、植物などと操る能力が異なる。主人公の風助を含む各隊長も個性的なキャラクターばかりで面白かった。
何番隊の隊長だったかまでは覚えていませんが、キスミというキャラクターが完全にX-JAPANのYOSHIKIをモデルにしているのは誰の目からも明らかでした。
攻撃を食らった人間が実は木の丸太だったという「空蝉の術?」的なやつ、子供ながらに「そんなことできるなら普通によけた方が良くね?」って思ってたのは内緒。
6位:ダイの大冒険
ドラゴンクエストの世界観を元にした王道の冒険バトル系漫画
1991年に放送されたテレビアニメから約30年の時を経て、完全新作として再アニメ化された「ダイの大冒険」が2020年10月から放送されます。
詳しい内容はこちらからご覧ください♪
5位:モンモンモン
おさるの兄弟愛にあふれたハートフルギャグ漫画
マキバオーと同じく「つの丸先生」のギャグ漫画作品、兄の「モンモン」と弟の「モンチャック」が互いに助け合いながらたくましく生きていくストーリー。
1話目からいきなり兄のモンモンが豆を盗んで捕まってしまうところから始まり、そこからは刑務所の中での出来事が長いこと展開されていく。
刑務所を出たモンモンは両親との再会を果たし、生まれ故郷での暮らしが始まるが、ひょんなきっかけからまた世界一周の旅に出る。
低レベルなギャグのオンパレードと見せかけて、かなりシニカルな笑いや哲学的な要素が多分に含まれている。
読む人によっては自己啓発本になりうる作品だと思う。
4位:アウターゾーン
1話読み切りのオカルトホラー系漫画
ジャンプで1話読み切りの漫画と言えば「こち亀」が最も有名ですが、こちらの「アウターゾーン」はオカルト系の1話読み切り漫画。
テイストとしては「笑うセールスマン」に近いのかな?喪黒福造(ドーンの人)的な立場が主人公のミザリィという、何とも妖艶な女性キャラクターになっています。
おそらくこのミザリィに恋心を抱いてしまった哀れな少年は私だけではないはず。
回によってはストーリーを俯瞰で見ているだけでほぼナレーション役だけのときもあれば、彼女自身が登場人物となるような話もある。
オカルトものでは定番の過去や未来に行く話に加え、犬に人間が支配される話などの奇抜な世界観のストーリーもたくさんあって面白い。
オカルト系の1話読み切り漫画といえば「Y氏の隣人」も好きだったなぁ・・・
3位:BOY(ボーイ)
「世界征服!!これぞ我が夢!我が野望!」圧倒的強さの俺様系痛快不良漫画
とにかく無敵の強さを誇る主人公の「日比野晴矢(ヒビノハレルヤ)」が、校内や街の不良たちをバッタバッタと倒していく様はとても痛快でした。
それまでの昭和ルックスのゴリゴリの不良漫画とは違い、ハレルヤの容姿はいたって普通な感じなところもまたいいんですよね、常に自信満々のハレルヤに憧れました。
「ミリオン」という国家権力にも対抗できるほどの組織の構築を夢見ていた暴走族グループの頭を倒した際も、「一緒にミリオンを作ろう」と誘われますが、「そんな小さな夢に興味はない」と一蹴。
100万人の兵隊を集めようとしていた自分の夢を、ハレルヤの野望「世界征服」と比べ「小さな夢」と笑われてしまったことで、逆に改心したような様子が伺えました。
そしてBOYを語る上で忘れてはいけないのはハレルヤのクラスメイトで、ロックバンドのギターボーカルを務める「一条誠(イチジョウマコト)」です。
生粋のロックンローラーである彼のセリフがめちゃくちゃ痺れます。
自分に憧れる後輩がバイト代を貯めてせっかく買ったギターを喧嘩で壊してしまったときのセリフがこれ
「初めて買ったギターはまっ白いフライングVで、買ったその日にケンカでたたき壊しました。ロックンローラーなんてそれでいいんだよ。」
惚れてまうやろーーー
ワイ「初めて買ったギターはESPのロック式で、チューニングが難しすぎて挫折しました・・・」
さらにこんなセリフもありました、先ほどのミリオンとの争いで幹部の一人と一条が戦い、腹にもろにケリを食らってしまったとき、「こりゃ内蔵いっちまったかもな?」的なセリフを吐かれるのですが・・・
「てめえの蹴りごときで内蔵いっちまうようなヤワな腹筋じゃあロックは歌えねんだよ」
はいカッコいい
もう抱かれてもいい・・・、ちなみに彼の出身中学は布袋中で漫画のタイトルは「BOY」ですからね、バンドの「BOOWY」を意識していることは間違いないです。ドラムの人と名前も同じだし
2位:HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)
異能バトル漫画の最高傑作!
もはやハンターハンターに関しては今さら私が語っても仕方ないので、設定やストーリーについては触れません。
序盤では王道の異能系バトル漫画だったのですが、物語が進めば進むほどバトルシーンは減っていき、登場人物の葛藤や駆け引きなどバトルシーン以外の描写の割合が多くなります。
それがまた良くできててバトルシーンがなくても全然飽きずに読めちゃうんです、そしてバトルシーンになると様々な念能力による高度な駆け引きの戦いが繰り広げられ、もちろんそれもめちゃめちゃ面白い。
個人的に一番好きだったのは、ヨークシンシティを舞台に幻影旅団とクラピカを中心としたストーリーである「ヨークシン編」ですね。
最後にパクノダとゴンとキルアが、3人でクラピカの元に人質交換の為に向かう道中でのやり取りがとても印象的でした。
2人を連行しているパクノダが「今なら逃げれるになんで逃げないのか、あなたたち人質が逃げればクラピカは心置きなく団長を殺せるのに」とゴンとキルアの2人に問います。
ゴンは迷わずこう答えるんです「だからだよ」と、ゴンもキルアも友人であるクラピカに復讐なんてして欲しくないと思っているのです。
そしてキルアが続けます「だから交換で済むんならそれが1番いい」と。
バトルシーンがめちゃくちゃ面白いくせに、それ以外のシーンももっと面白いという、シンプルな勧善懲悪系のストーリーとはまったく異なる魅力がたくさん詰まった素晴らしい作品です。
大作すぎるがゆえに、個性的で魅力的なキャラクターが多すぎるのが難点と言えば難点。
1位:るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-
イケメン昼行燈はもと伝説の人斬り
普段は頼りなさげなキャラを演じる主人公の「緋村剣心(ヒムラケンシン)」、その正体は幕末の京都において「人斬り抜刀斎」と呼ばれ恐れられた伝説の人斬り。
こんな巨漢の大男ですら余裕で一撃で倒すほどの強さ、そしてこの捨て台詞である。多分私が好きな漫画の条件ってこのカッコイイセリフなんだろうな。
ストーリーが面白いのはもちろんなんですが、るろ剣の魅力は何と言っても名言の多さです。
ヒロイン役の「神谷薫(カミヤカオル)」が人質に取られた戦いでは、剣心の口調が完全に人斬り抜刀斎と呼ばれていたころに戻っています。
このままでは剣心がまた昔の人斬りに戻ってしまうと思った薫が、間一髪のところで剣心に正気を取り戻させます。
薫のもとへと走り寄り「大丈夫でござるか?」と心配する剣心に対して、剣心の口調がいつも通りに戻ったことに安心した薫の返しがこれ。
めちゃめちゃいいシーン
かなり序盤だけどこのシーンがるろ剣で1番好き!
そして名言といえば剣心のライバルである新選組の「斎藤一(サイトウハジメ)」、彼も作中で数々の名言を残しています。
「悪・即・斬」という過激な正義を掲げ、いかなる状況であろうと臆することなく、ただひたすら前へとつき進む彼の信念の強さには心を打たれました。
その信念の強さが彼の必殺技「牙突(ガトツ)」という突き技にも表れていました。
「犬はエサで飼える、人は金で飼える、だが壬生の狼を飼う事は何人にも出来ん」
かっこよすぎます
国盗りを企む「志々雄真実(シシオマコト)」の部下であり、盲目の心眼使い「宇水(ウスイ)」と斎藤の対決も印象的でした。
宇水は過去に志々雄との戦いで負けており、志々雄一派に入ったのは復讐の為ということになっていたのですが、本当は志々雄には到底かなわないと悟った宇水は、周りの目や自分のプライドを保つために復讐という目的で仲間になったと嘘をついていたのです。
そして斎藤はあっさりと、宇水が「本当はすでに復讐は諦めていている」ということを見抜きます。
さらに「志々雄もその嘘に気付いた上で、体よくお前を利用しているだけだ」と無情にも告げ、宇水を倒します。
死の間際に自身の信念を貫けなかった宇水が、斎藤に対して「己が信念を貫くことの難しさ、お前の悪即斬という信念、どこまで貫けるか地獄で見届けてやろう」といった感じのセリフに対して・・・
この返し
今見ても色褪せることなくカッコいい、もうおじさん痺れちゃうよ。
最後に
いかがでしたでしょうか、あまり長くなりすぎないように気を付けてはいたのですが、ランキング上位の作品はどうしても長くなってしまいました・・・
本来であればそれぞれの作品に対して、もっともっと語りたいことはあるのですが、読みづらくなってしまってはいけないので、これくらいのボリュームにまとめてみました。
最後までご覧いただきありがとうございました('ω')ノ
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