ワインセラー買うならペルチェ式はやめた方がいい!実際に買った人の感想

ワインセラー買うならコンプレッサー式一択!ペルチェ式はやめておいた方がいい!実際にペルチェ式を買った負け組の俺が理由を解説!

最近日課の散歩をサボりがちの家おじさんです、もともと超絶インドア派なのに夏はさらに引きこもるからヤバイね・・・

 

おもち
おもち

は?冬もひきこもってんじゃん

ワインセラーを買った理由

これが実物です、買ったのはちょうど一年前のあの道を通ってない夜。

東京大丸のワインフェアで調子に乗ってワインを爆買いして、「これ、夏どうするん?」ってなって、とりあえず手頃なものを探して購入。

そう、これが全ての間違いだった

普段はめちゃくちゃ慎重に買い物する私が、なぜか「これええやん、かっこええし、これにしよ」って軽率に決めてしまったんです。

数千円のものより1万円以上するものの方が即決することってなぜかあるよね・・・

※厳密には「ワインセラー」と「ワインクーラー」を加温や加湿機能の有無で呼び分けたりすることもあるらしいんだけど、普通は同じ意味で使うことの方が多いから、この記事では一律「ワインセラー」と呼ばせてもらいます。

 

ペルチェ式とコンプレッサー式の違い

そもそも「ペルチェ式」「コンプレッサー式」とはなんぞやというところから説明させてもらいます。そんなんどーでもえーねん、という方は【ペルチェ式のメリット・デメリット】まで飛ばして下さい。

 

ペルチェ式とは

ペルティエ効果[1](ペルティエこうか、英: Peltier effect[1])は、異なる金属を接合し電圧をかけ、電流を流すと、接合点で熱の吸収・放出が起こる効果。ゼーベック効果の逆、電圧から温度差を作り出す現象である。トムソン効果とともに熱電効果のひとつである。ペルチエ効果、ペルチェ効果と表記することもある。 出典:Wikipedia ペルティエ効果

 

わかりました・・?

 

私はよくわかりません!!

 

おそらくですが2本の金属に電流を流して一方を温めて、一方を冷やすみたいな感じなのかな?

 

知らんけど・・・

 

コンプレッサー式とは

コンプレッサー(圧縮機)を使用した冷却方法は一般的な冷蔵庫で使われている仕組みです。

冷蔵庫の冷却サイクルは、エアコンとほぼ同じである。電気エネルギーで駆動する「圧縮機(コンプレッサー)」で、冷蔵庫内に収容された気体冷媒を圧縮する。圧縮により高温高圧となった冷媒ガスは「凝縮器」を通ることで液化する。

液化した冷媒は「膨張弁」を抜け、圧力が急激に低下し沸点が下がる。沸点の低下した液体冷媒を「蒸発器」に通し、冷媒を気化する。この「液体が気体に変化」する瞬間、気化により大きく熱を奪う特性がある。この「蒸発器」の部分を冷蔵庫内に配置することで、冷蔵庫内を冷却し、低温空間を維持できる。 出典:電気設備の知識と技術「冷蔵庫・冷凍庫の仕組み」

 

( ゚д゚)ポカーン

 

まぁ冷蔵庫と同じってことよ・・・(汗)

 

ペルチェ式のメリット・デメリット

さぁ仕組みについては十分理解できたところで、まずはペルチェ式のメリット・デメリットをみていきましょう。

 

おもち
おもち

お前一ミリもわかってねーよな

 

メリット1.安い

 

以上!!

 

いやほんとにペルチェ式のメリットってこれだけなんですよ、私が購入したワインセラーも18本収納できて1万5千円くらいでした。

一応振動がないってのもよく言われるメリットなんだけど、多分今のコンプレッサー式のワインセラーでワインに悪影響を及ぼすほど振動するやつはない。

だって最近の冷蔵庫で振動が気になるって人いる?

 

マジでうるさい

ペルチェ式は振動がないから静か、コンプレッサー式は振動があるからうるさい、といわれることがあります。

 

はっきり言います

 

それ嘘だから!!!

 

確かにペルチェ式は振動しません、でもね、熱を逃がすためのファンが付いてるんです。コンプレッサー式のワインセラーにもファンは付いてるんだけど、取り付け場所とその理由が全然違います。

コンプレッサー式のファンは庫内の温度を一定に保つために、空気を循環させる目的で内側についています。一方ペルチェ式熱を逃がすために外側に付いています。

 

ただ優しく空気を循環させるためだけに内側についているファンはとても静かですが、万が一にも火事などの事故がおこらないよう、大きな熱を逃がすために外側に付けられているファンはとんでもなくうるさいです。

一応誤解のないように言っておきますが、うるさいと言ってもテレビを付けていれば気にならない程度のうるささです。

 

ただし静かな空間では不快指数MAXです、何度も動いたり止まったりを繰り返すのでめちゃくちゃ気になります、さらに頭にくるのが「寝室でも使用できる静音設計」的なことが書かれていたことです。

正直これで眠れる人は特殊な軍事訓練を受けた人だけだと思います。私はリビングに置いていますがとても気になります、ぶっちゃけ夏以外は電源切ってただの保管庫として使ってます。

 

もちろんファンの音の大きさには個体はあるだろうけど、しっかりと熱を外を逃がすためのファンが静かでは、それはそれで心配です。

 

冷却能力が弱い

冷却能力が弱いと言っても普通に冷えます、それこそ冷蔵庫みたいな低温にするわけではないのでワインセラーの温度しては十分です。

問題なのはそのパワーです、コンプレッサー式の冷却スピードと比べると雲泥の差があります。その為何度も長時間稼働する必要があります。

これによって耐久度や電気代にも差が付いてきますので、それについては後述します。

 

耐久性が低い

最近のペルチェ式は耐久年数がかなり上がってきているようですが、それでもコンプレッサー式の寿命に比べれば短いと思います。

壊れてしまったときもコンプレッサー式なら修理できる場合が多いですが、ペルチェ式は修理することはあまり出来ません。

出来ないというよりは、むしろ安価なので修理するより買いなおした方が安いというケースが多いようです。

しかしワインセラーはリサイクル法の対象ですから、捨てるのにもお金がかかってしまいます。

 

コンプレッサー式のここが良い

ここからはいかにコンプレッサー式のワインセラーが優れているのかを解説します。

 

電気代(ランニングコスト)が安い

先ほどペルチェ式のデメリット「冷却能力が弱い」の項でも触れましたが、とにかくそのパワーの差からくる必要稼働時間の違いによって電気代に大きな差が生まれます。

ワインセラーは冷却方法により電気代が違う?!

こちらの記事によれば年間1万円以上の差が生じるケースもあるようです。

 

耐久力が高い

ペルチェ式よりも短い運転時間で済むので結果的に耐久力が高くなります。長時間高温状態におかれた部品はそれだけ劣化スピードも早まります。

 

加温・加湿機能が付いている

全ての商品を調べたわけではありませんが、大抵のコンプレッサー式のワインセラーには加温・加湿機能が付いています。

一定の湿度を保てるのはもちろん、場合によっては冬場に冷えすぎを防ぐために加温機能を使うこともできます。

耐久力の高さもあり長期熟成にも向いていると言えるでしょう。

 

高コストパフォーマンス

ほぼ全ての点においてペルチェ式よりも優れている(あくまで個人的見解)コンプレッサー式の唯一のデメリットは「価格が高い」ということです。

しかしそれすらも電気代(ランニングコスト)や耐久力を考えたら、長い目で見て結果的にはコンプレッサー式の方が安く済んだってことになりえます。

 

おもち
おもち

損益分岐点ゆうやっちゃ

家おじさん
家おじさん

なんでおもちまで関西弁?

 

おすすめのコンプレッサー式ワインセラー

最後にもしあの時に時間が戻せるのなら、私が買ったであろうコンプレッサー式のワインセラーをいくつか紹介しましょう。

 

ZERO CLASS Smart 22本収納/さくら製作所

ワインセラーといえば「さくら製作所」、ちょっと高くてもここの商品買っておけば間違いない。ちなみに同時期に知り合いがここのワインセラー買ってて泣いた、音とか一切しないから。

メーカー価格では55000円(税別)ですが、アマゾンや楽天なら税込みで5万円切ってます。(2020.6.7 執筆時)

22本収納で5万以下のコンプレッサー式ワインセラー、しかも超有名メーカー。はい、悩む理由がありません、私ならこれを買います。

もう少し小さい12本収納のモデルもあるんだけど、値段がそこまで変わらないんだよね。こっちのが絶対お得だと思うわ。

 

さくら製作所 低温冷蔵 ワインセラー ZERO CLASS Smart 22本収納 コンプレッサー式 SB22

 

省エネ小型ワインセラー 18本収納/WIE

WIE 最新 省エネ 小型 ワインセラー ワインクーラー 18本収納 53L 大容量 コンプレッサー式 傾斜置き・ 横置き両方に対応可能 紫外線UVカット【高级ワインストッパー・バキュームポンプ セットを含め】1年品質保証

 

 

もう少し安いものが欲しいという方はこちらもおすすめ、おそらく海外のブランドですが評価も高く、レビューでも静かだという声が多かったです。

 

ごめんねペルチェ君

このままだとペルチェ族の襲撃が怖すぎて夜も眠れないので最後に謝らせて下さい。

この記事に書かれている内容はあくまで私個人の体験談であり一個人の感想です、ファンやモーターの音の大きさはワインセラーの個体差による部分もあると思います。

一概にペルチェ式だから、コンプレッサー式だから絶対そうだというわけではありません。私の体験談とネット上の情報を振るいにかけて、そういう傾向にあると思っただけです。

お前の言ってることなんて信用するかバーカ、誰がそんな何万もするワインセラー買うんだよ、という方はペルチェ式ワインセラーの購入を検討するのもありだと思います。

 

ワインセラーWIE 12本収納 ペルチェ式 縦置き 静音式 大容量 35L グラス収納 UVカット 振動抑制 省エネ LEDライト搭載 温度設定 デジタルタッチディスプレイ 横置きも縦置きも両方とも使用可能 静音式家庭用業務用
誰かこれ買った人いたらファンの音が気になるか教えて・・・

コメント

  1. まるみ より:

    ペルチェ式ワインセラー買ってめちゃくちゃ後悔してます。本当にうるさい。虫の羽音みたいなうねりがずーっとしててかなり不愉快です。
    先にこの記事と出会いたかった…。なんでペルチェ式は静音性に優れてるって説明されてるんだろ…

    • 家おじさん より:

      >>まるみさん

      コメントありがとうございます!
      捨てるのも大変なので本当に悲しいですよね。
      現在我が家ではオシャレなワイン保管庫として非電源で使ってます( ;∀;)
      「安物買いの銭失い」という言葉が嫌いで、「安くてもいいものはある」が信条なのですが、こればっかりは完全に「安物買いの・・・」になってしまいました。

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